2009. 03. 13
[ ものづくり ]
昨日のタキザワナオキさんとともに、東京芸術大学の助教授で、女子美でも教えてらした宮永美知代先生のセミナーがありました。
テーマとなった舞台は「宇宙」です。
滝沢さんの「もし月で着るならこんな服」というコンセプトでつくられたNYのコレクションは、とても薄くて軽い素材をミルフィーユのように重ねた服や、体にフィットする水着のような服など、とても斬新なものでした。宇宙にいくには荷物は最小限にするということや、無重力なのでスカートは難しいなど、環境にあわせてうまれたデザインも楽しいものでした。
また、人間工学がご専門である宮永先生の、無重力状態で人間の筋肉や体内の水分がどうなるかという講義も大変興味深かったです。私は大人になってから、宇宙に関心を持つようになったのですが、宇宙開発の実験や研究を実際にされている方から現場のお話をきけたことはとても貴重な経験で、興奮するものでした。
重力のことでいうと、昔結婚式で行ったハワイで夫がセスナを操縦したのですが、そのときに2Gを体験し、吐きそうになりました。スペースシャトルがうちあげられるときにかかるGは9Gと聞いたことがあり、人間の体ってすごいなあと思ったものです。
それに、私はどうやら「宇宙開発」という設定にひかれるようです。
テフロンのフライパンや、寒さをふせぐ薄くて軽い素材(よくアウトドア用に売ってる銀色のシート)もそうですが、宇宙のために開発された素材が、今の生活に大きく役立つことは多いんですよね。新しい製品をうみだそうとするとき、目先の近いところに目標をたてるよりも、宇宙ぐらいに目標を設定したほうが、視点がぐっとひろがって問題解決ができたり、思いもよらなかった商品がうまれるのではないかと感じるのです。
今回はセミナーの前日に滝沢さん、セミナーの次の日に宮永先生とグループセミナーの機会を得ました。宇宙開発とからめながら他社さんともお話していくうちに、福井の素材や技術がもつ可能性に、わくわくした3日間でした。
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