2009. 05. 21
[ チームご紹介 ]
福井県と石川県の県境にある三国町は、江戸から明治にかけて、北海道と大阪を往復した商船:北前船の寄港地で、当時の豪商のお屋敷あとが今でも数多く残されています。
その三国で北陸三大祭りの一つ「三国祭り」が開催されました。
こちらのお祭りの目玉は、毎年作られる「山車」の数々。
湊町ならではの、狭い小径をこの大きな山車が練り歩きます。
19日〜21日までお祭りは続き、毎年20日の午後1時には、三国神社の前にすべての山車がそろい、神社前で大きく回転していきます。
快晴+すごい人・・・。
なんとか山車の様子を写真におさえようと、粘るワタクシ。
というのも・・・
トリをつとめた「牛若丸」の山車、こちらの衣装のプリントをさせていただいたのです。
今年の初めごろ、「山車の会」のメンバーHさんグループが、よさこい屋をおとずれました。
山車の上の大きな人形ですが、こちらにきせる着物の生地に毎年苦労している、とのこと。
このサイズにもなると、大柄の生地でも、着せてみると柄が小さく、ふとん用の生地をいろいろさがすけど、生地がたりなかったり、柄が小さかったり、毎年とても大変、とのことでした。
昨年秋に放送された、地元福井テレビの番組「い〜ざぁえぇDAY」で、太郎次郎さんの衣装をよさこい屋がおつくりしたのを見てくださって、「そうか、オリジナルで大きな柄をプリントしてもらえれば・・・」とひらめいたそうです。
せっかくなら、今までにない山車を、ということで、グループのお一人が自筆で三国神社の絵を描かれ、それを大きな着物にするという方向にきまりました。
そしてできあがったのが、こちらの山車。
片足をあげて飛んでいる姿の牛若丸です。
プリントした着物は背中に羽織っています。

人間と比べても一目瞭然ですが、大きいですねえ。
このプリント、背中の身丈で3mあります。
三国神社と桜の風景がきれいです。水彩画で描かれたものを、よさこい屋で背景にグラデーションなどを加え、大きくプリントしました。
電線を持ち上げていますね・・・。
去っていく姿も凛々しいです。
軽い生地の綸子が風になびいて、とてもきれいでした。
また、菊の地模様も浮き出ていて、豪華でした。
山車の会のHさん、よさこい屋でプリントした生地を、すべて手縫いでぬいあげたそうです。
本当にご苦労様でした。
お祭りでお会いしたときのHさんは本当に嬉しそうで、私も安堵と、本当によかったな〜と感激でした。
三国祭りが有名なのは、地元なので知っていたのですが、平日になることも多く、行ったことがありませんでした。
いかにも「日本の祭り」という雰囲気が、街並ともすごくあっていて、素晴らしい風景でした。
Hさん、山車の会のみなさん、ありがとうございました。
プリント直後の生地については、長くなるので明日掲載します。
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