2010. 02. 26
[ 生地 ]
よさこいに使う生地の中で時々お客様に使われるのが
バックサテン・シャンタン。
雰囲気が和調になり、ところどころに入った節が上品な雰囲気を
だしてくれます。
ただ、私がいつもよくわからなかったところ。
商品名や説明書きに「スラブ」とか「シャンタン」など、色々混じっているのです。
調べてもよくわからないので、あ、そうだ、近くにわかる人がいたじゃん、
とシャチョウに聞く。
聞いた内容がおもしろかったので、ご紹介です。
「シャンタン」とは、織物のことをいい、「スラブ」は糸を指します。
シャンタン織りは、節のある糸=スラブ糸を用いて織った織物で、
それにより、生地に節ができます。
もともと、シャンタンは「山東(絹)」とかき、中国山東省の柞蚕糸(さくさんし
=山繭(やままゆ)からとった絹糸)で織られた織物をさしたそう。
通常、飼っているお蚕さんの繭からは細くて綺麗な絹糸がうまれますが、
野生の山にいる繭=山繭からとった絹糸には節があったそう。
よこ糸に節のある糸をつかうことで、生地に不規則に節ができ、独特の表情
がうまれたということです。
ちなみに、たて糸にも節のある糸をつかってできた織物は「リンシャン」と
いうそうです。ただ、織っているときに切れやすく、難しい織物なので
今はもうあまりないそう。
私達は普段、工場でできあがった豊富な生地を、あたりまえのように
分厚い見本帳でみていますが、もともとそれらには生まれた経緯があって、
できあがったものなんだなあと思いました。






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