2010. 03. 16
14日(日)に今年で5回目になる、「全国YOSAKO衣デザインコンペティションinふくい」が行われました。
今年、よさこい屋ではコンペ部門:デザイン画で1次予選を通過した10チームさんのうち、3チームの衣装制作をお手伝い致しました。
そしてついに、今年はその中の1チーム、明新森組さんがグランプリを獲得いたしました。
<衣装コンペの結果を伝える福井新聞>
その他、よさこい屋でおつくりした「豊夢(とむ)」(三重県)さんも、見事優秀賞を受賞されました。
「楽GAKI」(愛知県)さんの衣装は襟元やカーブにこだわり、とてもかわいく仕上がりました。
デザイン部門では、鉢巻とパンツをおつくりした新潟県の一美組さん、
旗をおつくりしたことのある奈良県の華鹿さんが入賞され、華鹿さんがデザイン部門の大賞に。
いつもお電話やメールのみのやりとりでしたので、直接お会いできる機会にめぐまれ、嬉しかったです。



今回の明新森組さんの衣装テーマは「山神」。上着には赤や黄、緑など色とりどりのリボン状の布を付けて“恵み”を表現し、かぶり物は山の神様が吹かせる風をはらんだり、怒りや優しさといった感情を表現。同じ生地の裏表をつかって濃淡を出したパンツは、山の大木をイメージしたデザインでした。審査委員長の畠山さん(デザイナー)からは、「よさこいという踊りをふまえながらも、足の先から頭のてっぺんまで完全なオリジナル」と評されたデザインでした。
▼当日の様子を伝える中日新聞の記事はコチラ
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衣装コンペは第4回の昨年は準大賞、デザイン部門の大賞をいただきました。
参加をはじめた第2回、第3回は優秀賞(入賞)をいただきました。
毎年、今年こそは大賞を、と、どのチームさんの衣装をつくるときも思ってきました。
衣装コンペは実のところ、私達も採算度外視でとりくむ部分があって、それはシーズンオフだからできることでもありましたが、何より「この衣装、どうやってつくろう・・・」という宿題をたくさんあたえてくれるものでした。
よさこい屋をはじめたころ、このコンペがはじまり、第2回から参加しましたが、その課題をのりこえるたびに、次のシーズンお客様に還元できるものがたくさんできました。
ここで必死にとりくむことが、よさこい屋の衣装レベルをあげてくれる原動力にもなっていたと思います。
ただ、コンペの難しさも年を追うごとにわかってきました。
それまでの経験をふまえて、傾向と対策をしっかり練ったつもりの昨年も準大賞。
昨年、地元のTVでながれた放送をみると、発表の瞬間準大賞の「明新森組chezawatotoイッチョライ」さんの子供達は「きゃーっ!!」と大きな歓声をあげる一方、ちょっと離れた席でがっくりと倒れ込む私がうつっています。あの悔しさはわすれられません。そして、今年へつながったと思います。
今年の本選中は、スタッフ勝田と私はツイッターでもつぶやいていました。
私の落ち着かない様子がつぶやきにあらわれていますが、今回、本当に結果が読めませんでした。
どのチームさんにも可能性があって、とにかく発表では衣装制作した3チームの名前が先によばれないように(大賞は最後なので)と願っていました。
優秀賞では豊夢さんがよばれ、チームのみなさんも飛び上がって喜んでいました。
私達もとっても嬉しく、また、入賞にほっとしていました。
残すは大賞、となったときも、私の中では白紙でした。
今までの経験がそうさせたのかもしれませんが、何も考えられなくなっていました。
いつになく落ち着きのない私を、スタッフが心配そうにみていました。
そして、「グランプリは・・・・福井県、明新森組!」と呼ばれたとき
思わず両手をあげ、その後は号泣でした。
肩がふるえて泣いたのは久しぶりだと思います。
そして思わず「長かった・・・」と言っていました。
この4年、ずっと大賞をとりにいっていましたから。
まさに一段一段、上村愛子選手のような気分でした。
昨年の準大賞も、周囲からはすごいね、といわれましたが、今回グランプリをとって得られる自信や、充実感は、なにものにも代え難い大きなプレゼントでした。
私だけじゃなく、ひたすらパターンと仮縫いをつくり続けたスタッフ竹下、デザイン画を立体に実現するためのアイデアに試行錯誤したスタッフ大久保、サイトでよさこい衣装制作をつたえてきたスタッフ勝田にとっても、得難い経験だったと思います。
そして、手間がかかる仕事をひきうけてくださった、各縫製場の方達に本当に感謝です。
現場の協力なくして、絶対にできあがりません。過去4年、このコンペに協力してくださったたくさんの方のお顔が一気に思い出されました。
いろんなチームさんの衣装をお手伝いさせて頂きましたが、中でも「明新森組」さんとは4年連続チャレンジしています(ジュニアチームが2回、大人チームが2回)。
代表の森先生からは、衣装づくりを通して(夏のお祭り衣装も含め)、踊り子さんのこと、振り付けのこと、音楽のこと、よさこいに対する思いなど、私達が全国の踊り子さんとむきあうために必要なことをたくさん教えて頂きました。大賞がとれて本当によかったと思っています。
ひとつ残念なことに、この衣装コンペは今年で終わってしまいます。
事業仕訳の対象になったようですが、私達をそだててくれたコンペでもありましたし、本選のステージ裏ではこのコンペを毎年目標としているチームさんが泣いていたりしました。主催の福井県の職員の方も「もりあがってきたところだったし、こんなふうに熱い思いで参加してくれていたなんて」と残念そうでした。
私達も続けることに意味があると思ってきたので、地元の方とも協力して、何か別の形でひきつぐことができたらいいな、と思っています。今まで実現された衣装や全国のチームさんとの交流、毎年あがっていったレベルなど、ソフト面では大きな収穫(=宝)があったと思うのです。大きな結果はすぐにはうまれませんが、つづけていれば、厳しい繊維関連の産業にとっても必ずよい結果につながると私は信じていました。今も信じています。国が元気になるためには産業が元気でなくてはならないし、今の日本の産業が元気になるためには「ソフト」が重要だと確信(勝手にですが)しているからです。
今はとにかく、オーダーよさこい屋で、そのことを実現していこうと思っています。
長くなりましたが、本当にたくさんの方に支えて頂き、また、大変お世話になりました。
ありがとうございました。
この場をかりて、御礼申し上げます。
そして、一次予選を通過したチームのみなさん、受賞されたみなさん本当におめでとうございました。
あの場を共有できたことは、よさこい屋スタッフ全員の宝物です。
これからもよさこい屋は衣装づくりに邁進してまいります。
どうぞよろしくお願いいたします。
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コメント
なおくまさんの涙、とっても綺麗だったでしょうね。
いつも淡々と楽々と仕事をこなしている、なおくまさんが、実は熱くて温かい心を持っているというところが、とっても好きです。
全力で取り組める事があるということが、どんなに幸せなことか感じました。
ジャンルは違っても、向かっている先は、大きな意味で同じ市町村だと私は思ってます(勝手に・・・)
コンテストが無くても、自分の中のステージを、毎年毎年充実したものにしていきたいね。
私も頑張るぞ!
さおりさん、ありがとね。
ほんとだね、コンテストがなくても、充実させていきたいわ。
お互い熱い思いは一緒だね。
これからもがんばりましょ〜♪